あなたは何かに違和感を覚えたことがありますか?
「何かが違う」という感覚や、「んっ?」というような何か引っかかるような感覚も違和感です。
この感覚は、思考で分析して感じるというよりも、何か話しを聞いている最中に「んっ、何か変」というような感覚的なものです。
で、よくよく話しを分析してみると、辻褄が合わなくなっていることが後から分かることもあるかもしれません。
この違和感は思考ではなく、潜在意識や直観・直感を通して感じられるもので、「そっちではないですよ!」とか、「氣がついて!」というサインなのです。
違和感は、私たちが道を逸れないようにしてくれていたり、危機から守ってくれています。
この違和感を、自分で感じることが出来るようになって、その感覚に素直に従うことで、氣づきが起こりやすくなりますし、ブレ辛くなります。
クライアントの話しを聞いている中で、この違和感を私が感じるとき、それは、クライアントの内側でズレのきっかけや、困難さの解決に繋がる鍵になっているのですが、話しをしているクライアント自身がそのことに氣がついていないことが多いのです。
クライアントは、そのある地点では違和感を感じていたのに、思考で「氣のせい」と無視をしたりしたか、外側に意識がいっていて、目の前のことに対応しているうちにそのことを忘れてしまっていたりします。
このような状況の結果を実際に経験することで、「何かおかしい」ということになり、いらっしゃるのですが、コンサルテーションを続けていく中で、次第にクライアントの内側が整理されて客観的になってくると、その違和感を思い出したり、少しずつ氣がつき始めていきます。
これまでは、目に見えるものや、思考で説明できることを信頼して優先しがちだったのでしょうが、「大切なものは目に見えない」と言われるように、感覚として感じられる目に見えずに説明できない違和感や直観・直感は、あなただけにしか感じられない、あなたがあなたの人生を歩むときに必要な道標になっています。
思考と感情のバランスをとり、行動に繋げることで、あなたの人生を歩むことがしやすくなります。