みなさんは、反省をしているはずだったのに、
いつの間にか過去を振り返って後悔する時がありますか?
「あの時、もっと○○していたら・・・」
「なぜ、もっと○○できなかったのだろう・・・」
などと、気がついたら後悔して、その思いを引きずっていたり
自分の欠点ばかりに意識がいくようになったり。
どちらかと言えば、ネガティブな行為になりがちです。
反省について、TVでご活躍の美和明宏さんが、
「反省とは “省(はぶ)く” と書くとおり、
自らの行動や言動を振り返って確認し、必要のないものを
心の中から捨て去る行為です。
後悔することではありません。ポジティブな行為で、心の大掃除なのです。
自分にプラスになることだけを学びとして胸に残し、それ以外は、すっきり切り捨てて
忘れてしまうことです。」
と、述べていらっしゃいました。
過去の経験を通して、「今現在」に私たちはいます。
今は過去となった、「その時」は、初めての経験で、一生懸命に対応して
精一杯だったのです。
そして、時間を経て「過去となったその時」を、今の自分が振り返ると
客観的に観られるので色々と気づきを得ることができます。
必要なものは、その気づきです。
その「気づき」は、私たちの成長のための栄養になります。
過去は変えられませんが、過去の経験からの気づきは、
あなたらしい花を咲かせるための栄養になります。
近所のハスの花は夏にきれいな花を咲かせたあと、
今、実をつけて、葉を枯らし、来年の栄養になる準備をしています。
あなたの花はどんな花でしょうね。