自分自身を知ることで自分の役目に気付くことになります

数年前から、鹿児島市街地でも就労継続支援B型・A型のショップが見られるようになりました。

それまでは、一般企業での障がい者雇用促進法による規定に沿っての雇用となることが多く、社会参画する機会がそれほど多くはありませんでした。

そして、現在では障がいを持っていても才能を活かす働き方が出来るように少しずつ環境が変わってきています。

そこには、障がいを持っている方々の努力も大きいのです。

社会的にも過去には「障害者」と表記することが一般的でしたが、今は「障がい者」という表記が使われることが多くなっています。認識が変化してきていることが反映されています。

 

生まれつきの障がい者でありながら社長として活躍している楽天ソシオビジネスの川島薫さんは

「健康な人でも高齢になっていくと耳が遠くなったり、目が見えにくくなったりと次第といつか障がい者となっていきます。」

「その時に、社会から必要とされなくなったときにどのように感じるでしょうか」

「高齢にならなくても同じ思いを持っているのが障がい者です」

と、話しをなさっていました。

障がいを持っていなくても、高齢者となったときに社会から必要とされなくなる、役割を持たなくなると生きがいを失い一気に老いると言われています。ですから、老健施設などでも入所者それぞれが何か役割を持つようにしている所もあります。

そして、その時に必要なことが自分の才能を知る、出来ることを知るということです。

自閉症や発達障害と言われている方たちは、とび抜けた才能を持っていることが多いのですが、その才能を見出すことが重要になります。

障がい者の方が、自分を知る事も努力だし、自分が出来ることを見つけていくことも努力と言うような話しをされていました。

 

出来ないことを出来るようにすることも1つの自分を磨く方法ではありますが、自分が得意とすることを極めていくことも自分を磨き成長させます。

そして、自分が得意とすることを極めていくことで、自分にしかできない仕事、自分の役目を自分で見出していくことになります。

わたしたちは、概念として健常者と障がい者と言葉を分けて使いますが、これは機能しない部分・機能しにくい部分に焦点を当てた時の認識となります。

特性、その人の質という観点から見ると、健常者と障がい者との区別は曖昧になる部分が多くあります。

 

わたしたちは、役目をもって責任を果たそうとすることが生きがいに繋がります。

そして、出来ないことではなく、出来ることに焦点をあてることで、より自分を活かしやすくなります。