何かうまくいかないことや、困難なとき、自分を責める癖があるならば、すぐにその癖をやめることをお勧めします。
自分で自分を責めているとき、自分を自分で苛めている状態になっています。
誰も、自分のことを責めていないのに、自分で自分を責めているのは、とても勿体ない時間の使い方になります。
また、自分で自分を責めると、外側の現実社会でも、自分を責める人が集まってきます。
そして、なんでもあなたのせいにして、相手は成長する氣づきを得ることが出来ません。
エネルギーは、共鳴するので、あなたが自分のことを責めると、外側の世界の現実社会では「誰か、私のことを責める人いませんか~」と表現されることになります。
自分が成長したいと思うのならば、責めるのではなく、今の自分に何が出来るかを言うことに焦点を当てましょう。
反省とは、省みて(かえりみて)省く(はぶく)ということで、過去を振り返って自己嫌悪に陥ったり、自分を責めることは何もそこには必要ありません。
うまくいかなかったり、困難なときなど、うまくいかない原因にばかり目が行って、ネガティブになりがちですが、そうすると、“うまくいかない”ことに焦点が当たっているので、ますますうまくいかない方向に嵌っていきます。
何か困難な状態のときは、気持が沈んで明るく前向きになれなくても、自分を責めることだけは止めましょう。
自分のことを責めることは、自分で生まれてくる前に約束したことに対して文句を言って抵抗している状態になります。
抵抗すればするほど、その力は強くなり困難も深まります。
自分自身を責めることを止めて「今ここ」にいることが出来るならば、自分がどのようにすればよいのかという答えを内側に持っているので、その答えを見出すことがしやすく、私たちの霊的成長や精神の成長も促進されて、能力や才能も洗練されていきます。
わたしたちが自分を責めて自己嫌悪に陥ったり、自己否定したりするような、自分自身の成長の大きな流れに抵抗したりするのをやめて、『なるようにしかならないし、大丈夫』と、自分の内側の真我(本当の自分自身)を信頼して手放すことで、再び流れが動き出します。
大きな流れに抵抗する時間がない人は、それだけ成長するスピードも速くなります。
だからといって、成長するスピードはその人のペースで良くて、早く成長しなければならないということではないのですが、ただ、自己否定や自分を責めることにも時間とエネルギーを費やすのならば、その時間とエネルギーを、成長のために使うことが出来るのにと思うと、勿体ないなと、冷静になると思えるのです。
私たちはネガティブな思考や、思い込み、そして自分で自分を責めることで、自分の成長を抵抗して妨げていることが多いのです。
もし、今困難な状況にあるのならば、自分を責めることだけは止めましょう。
ただただ、目の前のことに焦点を合わせて取り組むことで、落ち着くところに落ち着いていきます。