自分で『ダメだなぁ』と自分のことで思うことがある時に許せていますか?
自分に厳しい人は、自分自身に「○○ねばならない」「○○あるべき」という、本当ははまりたくない枠にはめようとしているのかもしれません。
誰かもしくはもう一人の自分が自分を見張って監視している感じでしょうか。
でも、自分に厳しいと人にも厳しくなってしまいます。
「○○ねばならない」「○○あるべき」という、自分の基準で周囲の人も見てしまいます。これは意識しているつもりはなくて、自然にそのように観ています。
そして、それはジャッジに繋がり、自分で自分をジャッジしてしまいますし、周囲の人をも無意識にあなたの中の基準でジャッジすることに繋がります。
このジャッジにより、多かれ少なかれ、あなたの中にある、ある基準よりも上の人を見上げ、その基準よりも下の人を見下げることの可能性があります。
そして、自分もそのように周囲から観られないようにと自分に厳しくなります。
このサイクルに嵌っているのならば、まずは、自分がジャッジしていることに氣がつくことが必要になります。
そのジャッジをしていることに氣がついたときにすることは、自分をジャッジして責めるのではなく、ジャッジしている自分を『あぁ、今ジャッジしていたなぁ』と、ありのままの自分を受け入れることです。
そして、自分の内側の状態を観察してみましょう。
子どもの頃に親から「○○しなさい」と繰り返し言われてきて、素直に従ってきた可能性があるならば、このジャッジの癖を持っている可能性があります。
「○○出来ない自分は、ダメなんだ」と、刷り込みしているので、自信も持てていないかもしれません。
でも、自分がジャッジしていることに氣がつけたのならば、その癖を止めることもできます。ジャッジしている自分がただそこにいるだけで、そこに「良い」か「悪い」の判断は必要ありません。
自分に厳しくジャッジしているのを止めることで自由になり、今の状態よりも生きやすくなります。ジャッジのサイクルから抜け出すことで、あなたのエネルギーの枯渇を防ぐことが出来るばかりか、軽やかにリラックスすることがしやすくなります。
そして、なによりもあなたがあなた自身を信頼することがしやすくなります。