自分の感覚に氣がついているとバランスを整えやすくなります

今日のヨーガ教室では眠いという人が多くて、目を閉じてディープリラクゼーションのポーズをとるとそのまま一瞬眠ってしまう人が多くいました。

梅雨明けから一気に気温があがり、体がうまく切り替えが出来ていないのも影響しているのかもしれませんが、夏は冷房の効いた室内と外の気温差でダメージも受けやすくなり負担になりますので、身体の回復をするために睡眠は重要ですね。

サーカディアンリズム(24時間周期)で、ホルモンの分泌がなされますが、体内時計は中枢時計・抹消時計・細胞内時計と3種類あり、中枢時計は光に影響を受けて、末梢時計をコントロールして、全体の調整を司ります。末梢時計は、食事や睡眠、運動などの日常の行動など光以外の要因の影響も受けて、中枢時計と末梢時計の活動のリズムがずれてくると病気になりやすくなると言われています。細胞内時計は、細胞の寿命、そして、私たちの老化や寿命とも関係します。

過去においては、早寝早起きで規則正しい生活をと言われていましたが、研究が進むにしたがって、このような体内時計の働きやホルモンとの関係が分かってくると、規則正しい生活よりも、何時に起きて何時に食事をすると言うような行動の定着を推奨するように移行してきました。また、朝型の方が良いといわれてもいましたが、成長段階においては、朝型よりも夜型に自然に移行する時期もあるということが分かってきたようです。それに合わせて、国によって学校の始業時間も変更されたところもあるようです。実際の過去の経験で、中高生の頃は、朝よりも夜の方が集中しやすかったなどの声もあがっていました。

研究で分かってきているデータも絶対にすべての人に当てはまるという訳ではなく、同じ人間がいないようにあくまでも平均的に、一般的にはという概念で、それぞれ個人差もあります。朝型や夜型も個人に寄ります。

中には、明らかに間違っているのに良いと思い込んで取り組んでいる健康法などもあるようですが、そのようなプラシーボ効果的なことではなく、本当に自分の身体に調和しているならば、心地よさや調子が良く感じられるものです。

よく、テレビなどで「○○にはこれが良い」と言う情報が流れると、そればかり食べるというような偏った食事では、結果的にバランスを崩してしまうように、何かの概念やその規定に当てはめようと無理をすると本末転倒になります。

 

過去の教義が概念は、過去には必要だったかもしれませんが、今はもう必要ではなくな

ったものや、実際にはそうではなかったものなどが確認できるようになっています。

よくいわれているのが、子育てに関しての世代間での情報の違いでしょうか。

子育て世代で言われていることと、その親世代の子育てとはかなり変化していますから、ここで世代間での困りごとが発生しています。

情報や知識は、あくまでもわたしたちが今を最適に過ごし最善の状態でいるためのものであって、わたしたちを縛るものではありません。

先ずは、わたしたち自身それぞれの質(体質や性質も含め)に合った対応をそれぞれとることが大切になります。

それを確認するには、思い込みを一旦手放して、わたしたち自身それぞれの経験からくる感覚を通して調整することが必要になりますね。そのための知識や情報です。

 

私自身の経験では、ホルモンのバランスの影響でアトピー性皮膚炎の症状が変化するように感じて相談したのですが、通っていた病院では関係ないと言われました。しかし、中医学では、明らかに関連があり、私の感じていたことは実際にその通りだったので、自分に知識が無くても、観察することで状態を知り、それは間違っているものでは無ないことを実感しました。そして、得た知識により、自分自身のバランスをとるためにどのような対応をする必要があるのかがわかりました。

 

わたしたちの身体も成長して変化しています。

過去の知識や教義は更新して、今の自分自身と向き合うことで本当にあなたに必要なことが分かってきます。

また、何のためにあるものなのかと言う本質が分からなくなると、本末転倒な結果に繋がっていきます。ですが、わたしたちの質に合った対応と、自分の感覚との調整をする際に知識があると助けになります。知識や教義に振り回されて、自分がストレスを感じるならば本末転倒になっている状態。知識は、学ぶもので、智慧はわたしたちの経験からくるものや既に持っているものです。

 

研究を始めた時は、それに興味を持つ現象の方が先にありました。その現象を調べていった結果、導き出されたことが私たちの目に触れる論文や情報になります。

全ては変化していますから、まずは、わたしたち自身を観察して自分自身の感覚の変化に氣がついているようにすることは大事ですね。