考えすぎて後回し、そんな時に役立つ5つのポイント

前回、考えすぎて動けない傾向の方の特徴と、状況のお話しをしましたが、

今回は、じゃあどうすればいいのか、というお話しをしましょう。

 

根本的には、親、教師、友人、周囲の人、読んだ書籍、目にした情報など、

外側から得られた価値観や、必要のない概念を手放していくことが必要になります。

外側からの情報による価値観や概念で創られた「理想の自分」「こうありたい自分」(これらは、頭で創られたもの)と、「真の自分」(これは、自分自身の内側に生まれたときから存在しているもの)との葛藤を経験している状態のことが多いので、生まれた後につけた価値観や必要のない概念を手放し、真の自分との乖離(かいり)を統合していくことが必要になります。

これは、一人で行うことは難しく臨床心理士やセラピストなど専門知識を持った人のサポートが必要になるでしょう。

 

でも、長期間、留まり続けることは苦しくて大変ですので、根本的な部分と向き合いながら

まずは早急に対応できることから実施していきましょう。

では、あなたが自分でできることは?

これらの対応は、真の自己と統合された後でも、考え過ぎる質(傾向)がある場合には有効です。

 

1.自分を信頼することから始める

これまで、外側の価値観や概念に従って「いい子」できた場合、あなたが自分で実際には決断して行動してきた過去でも、あなた自身の本質に沿った生き方ではなく、あなた以外の誰かの敷いたレールを生きているので、色々と結果を出してきてはいるけど、どこか達成感というか満足感を得られていなかったり、あなた自身を信じることが難しい感じがしていることが多い傾向があります。

ですから、まずは、日常の小さなことで構いませんので、あなたが自分で決めたことを実行して、 達成感や満足感を感じてみることです。小さな積み重ねの経験で自己信頼を養います。

 

2.目標を下げて、ハードルを低くする

最初から完璧を目指すのではなく、最終目標までに段階的に目標を設定してみることも必要でしょう。考えすぎて動けなくなる時は、目標に完璧な状態を設定していることが多い傾向があります。

しかし、完璧すぎると、できるかどうか自信がないので、いつまでたってもやる気になりません。最初の一歩がないと、目標に近づくことはありませんので、取り組みやすい目標設定を段階的にして、取り組む際のハードルを低くしてみましょう。最初から完璧を目指すのではなく、最終目標までに段階的に目標を設定してみることも必要でしょう。考えすぎて動けなくなる時は、目標に完璧な状態を設定していることが多い傾向があります。

 

3.失敗を恐れない

「失敗しないように、先のことをよく考えて」と言われて、「失敗してはいけない」と刷り込みがなされているので、失敗することを恐れて行動に踏み切れない傾向があります。

実は、失敗は、成功に近づいたということです。なぜなら、失敗したということは、うまくいかない方法がわかったということですから、その分、成功に近づき、行動した人にしか分からない経験と知恵になります。

失敗は、途中で投げ出したときに発生します。

諦めずに成功するまでやり続けると、失敗ではなく、成功するためのプロセスの一部でしかありません。

 

4.誰かに背中を押してもらう

迷って動けない状況ならば、客観的にあなたを観れる人(親、友人など、あなた自身の価値観や概念を作った人以外)に、相談して、あなたの背中を押してもらいましょう。

前回の心理実験で、適切な行動をとったときにブザーを鳴らしたらスムーズに行動できたように、「あなたのその行動は大丈夫ですよ」というブザーの代わりに、背中を押してもらいましょう。

 

5.考えているだけでは何も変わらないことを知りましょう。

実際に行動したときにしか変わらないし、本当には理解できないのです。

行動せずに、ずっと考え続けているだけでは、思考が広がり過ぎて、しかもどんどんと

ネガティブになっていきます。(どちらかと言えば妄想に近いかもですね。)

しかし、実際に行動すれば、関わる人、時間、など多くのものが関連して動きだし、

止まって考えているときには及ばないものが変化を始めます。

そして、実際に行動して経験した時に、本当の理解は起こり、智慧となります。

 

あなたにとって、取り組みやすいものはどれでしょうか。

小さな一歩が流れを作り、大きな変化につながりますよ。