目標はあった方が生きやすいけれど、なくても大丈夫です。

TV番組で、女性自衛官の研修が一部放送されていました。

25Kmを何もない砂地を距離も目的地も何時間歩くなどの情報を与えられずに、ただ歩き続ける訓練がありました。

これは、紛争地帯などに赴いたときに移動手段が無くなった場合を想定しての訓練なのだそうですが、訓練開始前にこのようなアナウンスがあるとまだ幾分耐えやすくなりますが、何も情報が無いままにただひたすら歩く訓練はまさに修行です。

この訓練は、気温が高い中を歩くので熱射病など肉体面のきつさもありますが、精神的に不安になったりして自分の弱さと向き合うことになります。

ただ完歩した時には、達成感と自分を信頼することによる精神的な強さを得ることが出来ます。

 

人生は、マラソンに例えられますが、この訓練も人生に似ていますね。

違う点というと、わたしたちは生まれた時から確実に死に向かって生きていますから目標と言うと変ですが、大きな最終地点は知っています。

ただ、その最終地点に到達するまでに自分の役目を果たすとなったときや置かれた環境によって必要とされることがあり、それが目標となる場合もあるし、毎日の仕事の進捗状況の目標や売り上げ、学校の成績など、小さな目標は沢山あります。

 

この目標がある場合は、脇道に逸れることはあまりなくその目標を達成するように、する必要のあることを成していく感じになります。

この目標を目に見える形で実感しやすく、今日の目標、ひと月の目標など細かく設定して達成感を感じた方が張り合いがあって向いている質の人と、そうではなく、研究などのように納得のいく結果を得られるまでコツコツと地道にひたすら続けることの方が向いている質など人により様々です。

 

でも、この目標は無くても人生は続きます。

目の前の仕事や自分が取り組みたいことをただただ一生懸命取り組んでいくことで、自然の次の道が示されてまた歩みを進めるという生き方も出来ます。

 

目標が有った方が楽しく取り組める質の方はそのようにした方が、効率が良かったりモチベーションを保つことがしやすかったり、成長のスピードもアップします。

目標にはとらわれずに、有っても無くても影響を受けない質の場合は、目標が無くても変わりなく最善を尽くせます。

ですから、目標については有っても無くてもその人に合っていればどちらでも良いのです。

『目標がみつからない』と思う時は探さないことです。

必要であれば目標は自然と設定できます。

 

ただ、どちらも大切なのは、どんな時も自分を信頼するということです。

歩みを進めている最中には『目標(目的地)に到達するのはいつになるのか』『どこに向かっているのだろう。この先何があるのだろう?』『自分の選択は有っているのかな?』と不安になったり、あまりにもきついと『なんでこんなことやっているんだろう?』と、自分を見失ったりすることもあります。

事実としてあるのは、自分が今この時にここにいる選択をしたということです。

その自分自信を信頼するということがとても重要になります。

 

信頼した自分が選択した環境で『何か違う』『何かおかしい・変だ』と感じたのであれば、その感覚はとても重要になります。

他の人は感じなくても自分を信頼しているあなた自身が感じた感覚であれば、『あなたが生きる領域にいないですよ』とか『何か方向性が違いますよ』というお知らせになります。

 

ですから、目標は有った方がぶれにくくなるし、成長のスピードを加速させることが出来る可能性もあり生きやすいけれど、目標が無いからといって成長しない訳でもないし、前に進んでいないわけでもありません。

そして、その人の質によっても違います。

目標の有無よりも大事なことは、あなた自身をまずは信頼することです。