8月30日の19時38分におとめ座で新月になります。
今回のおとめ座新月は月と惑星の位置関係がスペシャル。
おとめ座は、几帳面で実務能力が高く、完璧がキーワードになっています。
また、物事の整理整頓や必要のないものの断捨離、そして、役目を完璧に果たす質。
そして、役目を果たすのは奉仕するということでもあります。
人の役に立つ、人のニーズにこたえるということ。
ただし、人のニーズに振り回されてしまうということではありません。
わたしたちは自分の役目として人の役に立つということを約束してきていると言われています。どのように役に立つのかは、わたしたちの選択に委ねられていますが、持ってきた才能と能力を使って、人生を通してお互いに世の中の役に立つようになっているのですね。
ですから、このタイミングで、本当の自分の生きる道に引き戻されている人も多いかもしれません。
わたしたちの意思(エゴ)と、本来の果たす役目が違って生きる道が違う時、強制的に気道修正されることがあります。
昔から代々続いている伝統的な職業などをしている場合、自分は違う会社に就職しても自然と家を継ぐことになったり、やってみたいと思っていた仕事とは違う仕事に関わることになったりと、意思とは違う道に導かれることがあります。
その場合、最初は葛藤を感じるかもしれません。
でも、その仕事を続けていくうちにその仕事の深みややりがいを感じることができると、それが生きがいに繋がっていきます。
自分の人生の役目を意識した時、『何が自分の役目なんだろう』『自分の生きがいってなんだろう』と、職業を探したり色々な本を読んだりと外側に意識を向けて探しに行ってしまいがちですが、何が役目なのか、何が生きがいなのかは、実際に行動してみないと分かりません。また、実際に行動していく中で自分の内側で氣がついていくものです。
引き寄せや願いを叶えることに意識がいきがちになりますが、『誰かと比べてこんな風になりたい』などと、何か外側をみて出てきた願いは叶わないことが殆どでしょう。
それは、あなたに必要のないことが多いから。
あなたの内側にどのように生きたいのか何が本当には大切なのかと言う答えは持っていますから、内側から感情を伴って感じることが出来る願いは、あなたの人生の役目に沿っている可能性があります。
でも、最強の願いは、『私が生まれる前に約束してきた使命を果たすことが出来ますように』と言うことかもしれませんね。
あなたの役目を果たしあなたの周囲を幸せにすることが出来たときにあなたが生きがいを感じることが出来るときです。
人は1人では生きられないと言われていますが、誰かが幸せを感じてくれた時に自分の喜び・生きがいとなるのですから、人に支えられて生きているのです。