目の前の事に振り回されるのは大切な事に気がついていないから

昨日、本質についてのお話しをしましたが、

今日も関連したお話しです。

 

一般的には、目に見える状況や、実際に聞いたことなど、

自分だけでなく他の人の目や耳などの感覚器官で

受け取った物事にとらわれやすいです。

 

しかも、その情報だけで、良いとか悪いとかジャッジしてみたり。

でも、あまり意味はありません。

そして、表面的なことに囚われてする判断は賢くありません。

 

その出来事の背後にどのような背景があるのか、

隠されているものは何なのか。

その隠されているものが何なのかを見出すことが重要ですよ

と、昨日触れました。

※ 解決したいことが沢山あるのはどういうこと? (11月15日ブログ)

 

例えば、転職を考えるきっかけによく

『人間関係がうまくいかなくて』というものがあります。

(「パワハラ」「セクハラ」などの社会的なことではなく個人的部分で)

 

この時、病気や命に関わることになる前に

その環境から逃げた方が良い場合もありますが、

そうではない場合に、逃げて転職しても新しい職場で、

最初は良くても次第に以前と似たような状況になる可能性が高くなります。

 

なぜなら、物事の背後にある本質に氣づかずに、

同じように行動しているならば、結果も同じようになっていくから。

 

逃げたのかそうでないのかは、本人の内側では明らかにわかっています。

逃げではない転職の場合は、

この仕事も職場も会社も大好きだし楽しいけれど、

できれば辞めたくないけれど、『何か、もうここではない』

という感じがあり迷いもほとんどありません。

ステップアップのために辞めるときが来ている状況です。

逃げの場合は、明らかに逃げたと感じています。

 

そこで、自分の質をどのようにすれば人間関係がうまくいくようになるか、

ということをコンサルテーションで

クラエントとコミュニケーションを取りながら

その本質を見出すことを行います。

 

逃げていることに氣づいているときは、

潜在意識では、その困難とどのように向き合うのか分かってっていて、

そして、しっかり取り組む準備ができている時でもあります。

そうでなければ、顕在意識下で実際に逃げることはできません。

自信がなかったり面倒だと思っているので行動に起こせないのです。

 

逃げれば逃げるほど、『これでも氣づけないのかー!』と

困難な状況はバージョンアップしていくとも言われています。

逃げていることを意識しているということは、潜在意識に

その逃げている困難の種をずっと埋め込んでいるということですからね。

 

ただ時々、経験した出来事の意味・本質がすぐに分からないこともあります。

それは、後から『こういうことだったんだ~』と、わかることが多いのですが、

こういう場合は、ネガティブなことよりもポジティブなこととして経験することの方が多いです。

 

その他にも、日常生活でも本質を見出すことが必要な場面は多々あります。

 

相手が話しをしている状況と、本当に伝えたいことが違うこともあります。

本当は好きなのに、嫌いと言葉では表現してみたり、

文句ばかり言っているのに、本当は寂しくて構ってもらいたかったり、

怒りの感情ばかり出てくるのに、本当は受け入れて欲しかった、好きだった。

というように、話した内容や行動していることとは

違うことが隠されていることが多くて、

“本当は・・・・” の部分が本質(本音)で、

ここが分かっていないと、相手に振り回されたり、

間違った対応で余計に困難な状況になっていきます。

 

また、行動の背後に何が隠されているのかに氣づくことで

理解が深まり誤解がとけることもあります。

自分が思った愛され方はしなかったけど、確かにそこに愛があった。

というのは、親子関係によく見られます。

 

サン=テグジュペリの「星の王子さま」で、

キツネが王子さまに、「大切なものは目にみえない」と教えました。

 

目に見えるものだけ、実際に聞こえる言葉だけでなく、

目に見えないものにも意識を向けましょう。

そこには、大切な氣づきの種が隠されていますよ。