物を無くしたショックを切り替えるには

人生の節目に関わる思い出の沢山詰まった大切なものを無くしたと、ショックを受けた状態で連絡がありました。世界がモノクロに見えて体調も思わしくない様子でした。

 

大切なものを無くした時にショックは受けますが、まず大切なことはそのショックを引きずらないことです。でも、なかなかこの氣持ちを切り替えるのが難しいのですよね。

 

なくしてしまったことが悲しく残念で、つい思い出してしまう人も多いでしょう。残念とは、念(想い)を残すということですから、過去に意識を向けることになって、しかも、その想いに意識を向けているので、益々明るい氣持ちに切り替えることは難しくなり嵌ってしまいます。

過去に意識を向けて、当時の楽しかったことや幸せを感じたことを思い出せればよいのですが、その思い出があればあるほど、同時に残念な想いや悲しい氣持ちも強くなります。これは、なくなった物、手放されたものに意識を向けている状態です。

 

その意識を、その無くした物を得た時(過去)から現在までを振り返り思い出してみてください。

当時よりも、今のあなたはこれまでの時間の中で沢山のものを手に入れて、お金では買えないものを沢山得ることができて幸せではありませんか。

あなたにとって大切なもの本当に必要なものは、今あなたの手元に残っていることに氣がつくでしょう。

 

なくしたことを悲しんだり残念に思う時、今まであなたと共にあり、あなたの支えになっていたことにも感謝してみませんか。

有り難うと言う言葉は、あなたを暖かく包みこみ、前に進む力を与えてくれます。

 

なくしたもの、あなたから離れたものはお役目を終えたのかもしれません。

また、別の可能性として、あなたに対して何かのお知らせかもしれません。

 

なくす前の自分自身の状態や意識の向け方を振り返ってみましょう。

何か氣が付くことがあれば、氣がついたその時から改善しましょう。

 

例えば、なくす前までは、周りのことを優先して自分のことを後回しにしていたのならば、自分のことも同じようにケアして、無理をしない、頑張り過ぎないように過ごすことが必要なのかもしれません。

 

例えば、なくなる前にごみを出そうとしたときに、『このゴミは捨ててもいいのかな?』と、ふっと思う瞬間があったのに、そのままゴミ収集に出してしまったのならば、あなたの内側の小さな声、直観や直感を無視せずに、注意を向けることが必要ですというお知らせかもしれません。

 

このように、ものがなくなる前の自分自身の状態を振り返ってみると何かに氣がつくことでしょう。

そのことをあなたが大切にしていたものが教えてくれたのならば、益々感謝の氣持ちが湧きますね。

 

そして、何か役目を終えてあなたのものを離れたのならば、そのものが人生の節目に関わるものであれば、人生の転機にさしかかっているのかもしれません。

大切と思うもの物ほど、氣持ちのうえでも手放せたときに後から大きなものがやってくる可能性があります。

だからこそ、なくしたものに囚われるよりも感謝とともに手放した方が速やかに移行が行われます。

 

何かものをなくした時は、ショックや残念な氣持ちではなく、その前の自分の状態を振り返り氣がつくことで、今あるものに感謝をすることが出来るようになります。そうすることで、自然と氣持ちを切り替えることができ、今に意識を向けることで、よりよくすることが出来ます。