桃の節句は春の邪気払いのタイミング

3月3日はひな祭りですね。桃の節句とも言いますね。

奇数は陽の数字とされて、同じ数字が重なる日は陽の氣質が強いとされ縁起の良い日とされています。ただ、陽の氣質が強い分陰の気質にも傾きやすいということで、陽の氣質で邪氣を払う日となったそうです。

古来のシステムでは9という数字を基準にしていたので現在1年の内に節句は5つ(五節句)あります。

1月1日 人日:7日に七草の節句で邪気払いします。

3月3日 桃の節句

5月5日 菖蒲の節句

7月7日 笹の節句、七夕

9月9日 菊の節句

 

春の陽の氣に段々と切り替わるこの時期は季節の変わり目で自律神経も乱れがち。

免疫の過敏反応で、花粉症などのアレルギーやアトピー性皮膚炎を発症しやすくなる時期です。

先日、蕁麻疹のように発疹したとのことで、急遽セミナー延期の連絡をくださった生徒さん、病院に行ったところ、日光アレルギーとのことでした。

晴れの日に、サンルームで読書に夢中になっていたそうで、まだ日差しは柔らかいとはいえ、長時間いきなり陽にあたったのが影響したようです。

でも、日光浴は自律神経を整えることで、季節性の鬱っぽい内側に閉じこもりがちになる氣持ちを明るく軽くし、ビタミンDの体内生成も行われますから、お天気の良い日は適度に日光に当たることも必要ですね。

中医学では、春の山菜の苦みはこの時期の精神不安定や自律神経の乱れを整えるのに有用です。

また、桃の節句にハマグリのお吸い物をいただきますが、ハマグリなどの貝類は、冬の間に停滞していた血流を促進したり、目に関する症状の助けになると言われています。

 

平安時代に、ハマグリを使って貝合わせという遊びがありました。ハマグリは最初の2枚の組み合わせでしかぴったりと合うものが無いということで、いつまでも仲睦ましい夫婦仲を願い良縁を招くということから桃の節句に食べるようになったそうです。

今日は、一年の健康と幸せを思いながら養生してみませんか。