春分の日、宇宙の元旦である21日まで約1週間となりましたね。
そして、てんびん座で満月となります。
新年へと切り替わりの時期でもありますが、お彼岸の中日でもあります。
日本では、春分の日と秋分の日は昼と夜の長さが同じ日とすると定められているので、毎年日程が変動します。そして、日本の法律では、春分の日とは、「自然を称え、生物をいつくむ日」と定められた祝日です。(国立天文台サイト)
そして、ご先祖様への感謝を伝えにお墓参りに行く習慣もあります。
ぼたもち(牡丹餅)を作ってお供えしたりもします。(秋分の日頃はおはぎ(お萩)ですね。)牡丹餅とおはぎの違いも材料は同じでも見た目と餡の種類が違うと、今回調べて分かりました。全く同じもので、名前だけ違うと思っていました。まだまだ知らないことが沢山あります。牡丹餅とおはぎの違い(外部サイト)
日本古来より、赤色は、太陽や火、生命力の血を象徴し、魔よけの力があるとされています。その赤色の小豆を頂くことで、邪気を払い災難から身を守ると考えられて、そして先祖供養と結びついていったようです。
今、この時代に生きているのは、ご先祖様方が存在していたから今に繋がっているのですよね。そして、これまでのDNAとRNAを引き継いで今の『私』が存在しています。
満月は、いつも豊かさや今在ることに感謝をするタイミングでもありました。(このタイミングでなくても、いつも自然と感謝していることの方が重要なのですが。)
わたしたちの願望は、どちらかというと自分中心な側面が多くついつい自分のことだけになりがちですが、意識を広げて、ご先祖様や、わたしたちと繋がっている存在すべてに感謝をすることや平和であることを祈るタイミングでもあります。
現代は、自然に触れるという言葉が使われるくらい、意識して自然を感じることが必要になっています。過去においては、自然の中に暮らしていて自然に触れるという言葉は必要なかったはずです。これまで自然を蔑ろ(ないがしろ)にしてきた結果が今の状況なのでしょうね。
特に、来週のお彼岸の期間は、ご先祖様のことを想い、感謝して過ごすことは、これからの新しい年、新しい時代を氣持ちよく迎えられるでしょうし、今後、どのように生きることが必要なのか自己対話するにも良いタイミングです。