方向性のブレを防ぐには、全体とポイントの両方を見ることが必要です。

ヨガクラスの生徒さん、自宅ですると次に何をしようか考えるからか、終わった後のスッキリした感じがしないのはなぜなのかと質問がありました。

 

ヨガを始めた初期の頃は、これまで意識が外に向いていた状態から自分の内側に意識を向けることを始めたばかりです。

なので、いつもと同じ日常の環境では、どうしても意識を切り替えることが難しくなりがちで、自宅ですると家族が居て落ち着かなかったり、突然の電話や来客で中断されたりして、意識は外側に向きやすく、集中することも持続しにくい状態となり、なかなか内側に意識を向けにくいということは、以前に度々お話ししました。

 

これに関しては、自分の内側に意識を向けることが日常的に出来るようになり、その感覚が定着してくると、自宅で行っても、家族が居ても氣にならずに、いつも自分らしくいることがしやすくなります。

 

でも、今回のような、自宅で行った時と、クラスで行った時の違いがあるという質問が出てくるということは、ある意味、どちらで行っていても意識を向ける焦点の違いはありますが、自分の感覚の違いに意識を向けることが出来ているということです。

これは、ヨガを実施している最中だけに意識を向けている時には氣がづきにくい感覚ですので、このような経験の氣づきも、少しずつ自分の状況を客観視できるようになっているということが確認できる状況でもあります。

 

このように、先ずは全体的に捉えることも大切で、ヨガを実施している時だけの状態である細部だけを見ていると見落としがちな氣づきもあります。

日常生活全般にも言えることで、細部に捉われてそこだけ観ていると他の氣づきの機会を見逃してしまうこともありますから、ものごと全体でとらえることも必要になります。

 

ポイントだけを見て全体を観ていなければ、自分がどのような状態なのか、自分がどこにいるのか、自分がどの方向に進んでいるのかなどに氣がつくことは難しくなりますし、全体だけを見てポイントを見ていなければ、自分がそこで何をする必要があるのかを知ることは難しいでしょう。

『何のためのそれをしているのか』ということを意識して、ポイントだけでなく、全体的に観ることも重要です。

そうすることで、あなたはぶれずに進むことが出来ます。