愛と恐れの性質について

我が家のスィートバジルが勢いよく茂って、バジルが好きという十数名に挿し木で増やして株分けすることになりました。

3週間ほどで立派に育ち、無事に第一弾のお渡し完了。

挿し木のために戻し切りをした株もすっかり成長して、新たな芽を伸ばして気温も高くなったことから成長のスピードが加速しています。

 

植物の挿し木は、愛と似ています。

分けると減るということが多くの場合現象として起こりますが、挿し木は元の株から分離しても、分離したものも成長して、元株も新たに成長して増えていきます。

愛や思いやりというエネルギーも、差し出すと受け取った人の中にもその愛と思いやりが拡がり、そして、その受け取った人から他の人にも広がりますし、差し出した人の中には差し出したことで喜んでもらえた嬉しさも加わり、さらに愛や思いやりのエネルギーは増えていきます。こちらは、拡大して成長するエネルギーになります。

 

対極的に、人間は1度手にしたものが離れていくこと、失うことに対しては恐れを一般的には抱きます。それは、減少していくという状況からくるものです。

それを手にする前にも、自分として存在はできていたのですが、離れていく、失っていくことに関しては、欠乏感を感じることによる恐れが生じてきます。

ですから、愛が存在するところには恐れは存在出来ないと言われています。

 

ただ、一見減って無くなっていくように見えるものでも、それを手にしていた時に感じていた満たされた感覚や思い出などはあなたの中に残っていて、そしてそれは、それを手にすることによって生じた感覚です。

減ったように見えても形の見えないものとしてあなたの中に残って存在しています。

 

視野を広げてあなたを小宇宙として全体で見たとき、全体のバランスは取れるようになっていますから、減ったように見えてもバランスを取るようになにかが増えているのです。

そして、小宇宙全体で成長をして拡大していきます。

そのバランスは、目に見える増減だけとは限らず、目に見えないものも含まれています。

何か、エネルギー体として状態が目に見えるものと、目に見えないものと変わっただけのものもあるということです。

 

あなたが、何かを失うことに対して恐れを感じるときには、あなたの中で何かがあることに氣がつくのか、その失った部分を埋めるような何かがやってくるのかもしれません。

 

昨日、思いやりと暖かさをもって関わるというお話しをしましたが、あなたの行動から伝わった愛のエネルギーは、関わる人やものに伝わり、その人やその場や存在しているものから伝わる雰囲気を暖かくして、また、その人と接する人やものへと拡がっていきます。

 

愛や思いやりがあるかどうかは、接した相手には、暖かい気持ちとして伝わります。

そして、差し出したあなたも、内側が暖かくなる感覚として感じられるでしょう。

あなたの内側の感覚を観察してみましょう。

 

失う、少なくなると思っていても、全体のバランスからすると減るだけでなくて何かがあることに氣がつきます。いままで氣がついていなかっただけで、氣がつくことによってバランスが取れます。

そして、新しい何かが入ってくる時には、あなたが全体的に成長して器を拡げた時です。

 

愛は拡大して成長するエネルギーです。

一方、恐れは欠乏感から生じていて、何かを手離す時にはあなたが氣がついていないだけで、既に何か存在していてバランスがとれています。