意識するとズレていきやすくなります

何かをする時、何かをなす時、そのこと自体よりもそのことに対してどのようになすのかが大事で、意図することが大事というお話しをしてきていますが、これは、意識するということとは違います。

 

意図するということは、何のためにという目的とそれに対する『どのようになすのか』という本質的なことを言っています。

例えば、幸せな毎日を過ごそうという思いがある場合にはそれが意図となり、お買いものに行ったらそのお店のレジで店員さんに「ありがとう」と自然と感謝を伝えたりするなど、周囲の人と関わる時に感謝の言葉を伝えることや、自然と思いやりを持って関わることが、することをどのようにするのかと言うこと、自分の質をもたらすことになります。

では、幸せな毎日を過ごそうと意識する場合はどうなるかと言うと、お買い物に行ったレジの方に「ありがとう」と言おうと思って言います。もしくは『「ありがとう」と言った方がよいと何かに書いてあったから言う』というような状況です。

他の例では、彼と良い関係を築くことを意図する場合、これまで通り相手のことを想いやり尊重しながら過ごすこととなりますが、意識すると、『こうしたほうが良い関係が築ける』とか『嫌われないようにするためには、こうした方が良い』などと表面的な方法や見当違いな行動になったりもします。

本来、意識していない状態にお互い惹かれたのに、意識することでバランスが取れなくなった自然体ではない状態になり、結果的に上手くいかなくなる、苦しくなるというような状況になりかねません。

ですから、意図するということは、ありのままのあなたが、行動する時に自分の質を適切にそこにもたらすことが出来るかどうかということが重要であって、意識するということとは違います。

意識すると本来の自然な自分ではなくなっていく可能性が高くなります。

意識するのは、自分の行動をどのようにしているのか自分の状態を知るために意識を向けます。「今ここ」にいることが出来ているかどうか、意識をむけ確認するのです。

 

意図をすると、自然と私たちの行動は変化していきます。この意図が無い場合は、ただしているだけという行為のみがあり、あなたの質もあまりもたらされず、あなた自身の成長もあまりないでしょう。

「今ここ」に意識を向けて、意図することで、あなたがすることをどのようにするのかということがしやすくなり、あなたの質をもたらすことであなたが磨かれていきます。