忙しい時はどうするか

年度の切り替わる時期は、何かと慌ただしくなりますね。

「慌」は心の中に何もない状態を表し、立心偏は心(忄:立心偏(心))が何かに寄り添う形を表していて、大きな川と草のほかは何もない状態を表します。川は流れがありますから、慌ただしいは、状況の移り変わりが急で一定しない様や落ち着かなく忙しいさまを表す漢字。

「忙」という字も心(忄:立心偏(心))を亡くすと書きますが「忘」も心を亡くすと書きます。

「忙」は、するべきことが多くて心が落ち着ない状態。

立心偏は心が何かに寄り添う形を表していて、象形文字の人がなくなる、ないという意味から落ち着いた心がないことを表しています。

「忘」は、心の中から記憶がなくなることを意味して、忘れるとなります。

漢字の成り立ちを調べると面白いですね。

 

忙しくて、心が落ち着かなくて、予定を(心の中から記憶がなくなって)うっかり忘れるのですね。

ただし、本当に忙しい人は自分のことを「忙しいから」とは言わないことが多いのです。

私が出会った人のなかで、本当に忙しい人は、時間は作るものと言っていました。

心が落ち着いていない状態では仕事には集中出来ないので、本当に忙しい人は、時間管理や優先順位のつけ方が適切にできていて、心を落ち着けて集中できる状態を自ら作っています。そして、うっかりミスのないように、重要なことはメモを取るなど忘れない工夫もしています。

急ぐ仕事は先に済ませて、後でも良いものは後回しにする段取りをつけることで、なんでも片っ端から片づけていくことはしないのです。

急ぐことや苦手なことを後回しにしていても、あとでバタバタと忙しくなりますが、『仕事は溜めずに何でもすぐにしなければ』という考えも、状況的には忙しくなります。

 

そして、落ち着いて取り組めば出来る仕事や、自分の能力を活かしてよりよく出来るものなのに、焦ってしまって慌てることで(心が荒れてます)、混乱して自分が何をどのようにすればよいのか分からなくなるパターンもあります。

 

心を落ち着かせて、物事に集中できる環境づくりは重要ですね。

そして、優先順位をつけることも。

身体は1つしかありませんが、その人の持つ質によって、同時進行が可能な人と、1つ1つ片づけていくことの方が向いている質を持つ人がいます。

同時進行が可能な方は、時間管理や優先順位をつけるのが上手で頭の切り替えがしやすい人に多く、1つずつ片づけていくほうが向いている方は、自分のペースを乱されることが苦手な傾向があります。

自分のペースで取り組めば出来ることも、慌てて急ぐとうっかりミスがでたり、そもそも混乱して動きが止まることもありますので、『落ち着いてやれば出来る』と、深呼吸をして落ち着かせて、全体を見て優先順位をつけてみましょう。

気持が落ち着くと、身体も動かせるようになりますよ。

 

色々な変わり目、心を落ち着けて、優先順位をつけて取り組みましょう!