年齢を重ねても若々しく生きいきとして見える人は好奇心旺盛な人が多い訳

セラピスト養成講座を受講される生徒さんの年齢は幅広く、10代から60代の方がいらっしゃいます。

若いから良くて、50代60代だから遅いということもなく、年齢的な観点では10代20代では経験が少ない分、知識としては知ることは出来ても、本当に理解できて落とし込むことが出来るかということに関しては、これから経験を積んでいくことで腑に落ちていくことや納得することになるでしょう。

 

50代60代と年齢が高くなってから学ぶ方は、これまでの多くの経験と照らし合わせて統合することがしやすく、氣づきを得て内側が整理されていくことで必要のない思い込みを手放していきやすくなります。これまで長年繰り返してきた思考パターンなどがある場合は、過去のパターンを手放し新しい状態に定着するのに時間がかかることも有りますから、自分自身を客観的に観察することが必要ですが、これは、どの年齢の方にも必要なことです。

 

個人レベルでみると、『勉強したい!』『コンサルテーションを受けたい!』と思ったときがその人のベストタイミングなので、年齢に捉われることも必要はないのですが、一般てきには、「早い方が良い」とか「この年齢になって…」というような雰囲気があります。

このような思いは、私たちが実年齢に捉われていることから起こることなのです。

 

高齢になっても若々しく過ごされている方は、好奇心が旺盛で、新しいことに色々とチャレンジなさっている方が多いのですが、これは脳の機能と関連しています。

例えば、脳科学の観点から、脳には可塑性があるので、事故や病気などで脳に損傷があった場合でも、訓練することによって、脳の他の領域が損傷した部分の働きを代わりに担うことが出来るようになるものです。

これは、脳に生まれた神経細胞は刺激の乏しい状態ではすぐに死んでいきますが、適切な新しい刺激が入ると若い神経細胞は生き残り、脳を若く保つことが出来る可能性が高いことが分かってきつつあります。リハビリの刺激により生まれた神経細胞は生き残り神経伝達のネットワークを強化してきます。

これは、知的な刺激も同様に、新しい知識を知ることが刺激となり、神経細胞が生き残り成長させるのです。

わたしたちは、脳を育てることが出来るということです。

 

また、何かを知ることは、私たちの生存に有利で、知的欲求が高い人の方が状況の変化

に対応することができて、これまで生き残ることが出来たのです。

 

そして、その経験の記憶が遺伝子や脳に記憶されて、難問が解けた時に快感や幸福感で満たされるそうです。

新しいことを学ぶことで幸福感を感じることができ、脳を刺激することで若々しくいることや成長が出来るのです。

脳にとっての幸せは、学び続け、成長し、達成することで感じる幸福感という変化の中にあります。

仕事をすると脳を使っているようですが、毎日同じことの繰り返しでは、脳にとっては新しい刺激ではないために実はあまり脳を使ってはいないことも分かっています。

脳の働きを活性かするには、何か新しいことをするか、同じことをするのでも取り組み方を変えるなど、何か変化を必要とします。

 

「この歳だから、今更」と諦めたり、「別に今のままでもいい」などと、現状に満足したりした時から、脳は衰え始めるとも。

本来の脳の機能に反する生き方になるとのことです。

 

変化し続けることが必然で、安定しているように見えてもその中にも変化は在ります。

変化しないこと、成長しないことは、自然の摂理に反している状態ですから、不自然な状態、バランスが取れていない状態なのです。

学ぶことは成長だけでなく、幸せももたらします。