客観視することで情報に振り回されにくくなります

ここ数年のニュースを拝見していると、なんだか日本の治安は大丈夫なのかと思うような出来事を多く耳にして、どうなっているのだろうかと不安になりやすい環境に私たちは置かれています。

しかも、現代はネットでも情報を目にする機会も多く、以前よりも事件や事故などの情報に触れることが頻繁に起きるようになりました。

 

では、実際にどうなのかと、警視庁の交通事故発生件数推移では、2004年をピークにその時の半分ほどの件数に減少して、交通事故死者数の数位のデータでも、人口10万人当たりの死者数推移では1970年がピークで減少を続け1992年に増加したもののその後減少を続け1948年以降で1番少ない状況となっています。負傷者も、2004年から2006年がピークとなった以降減少を続けていて、1966年頃と同じくらいの値になっています。

年齢別にみると10代と80代以上の高齢者の死亡事故が他の年代よりも突出して多いのです。 データは、「交通事故数推移データ」で検索すると各種のデータが閲覧できます。 警察庁などの統計もありますので、興味のある方はご覧くださいね。

また、データは、色々な視点からアプローチすることで見方も変わり印象も変わりますので注意が必要です。

 

ですから、最近特に高齢者の交通死亡事故だけが多いという訳ではありませんが、ニュースには痛ましい事故や、ブレーキとアクセルの踏み間違いではないかと思われるような同じようなケースの事故などを伝えることによって、ネガティブな情報に意識を向けやすく出来ているわたしたちはショックを受けたり、記憶に残りやすいために印象づけられたりしてしまいます。

他には、宣伝などでも使われる『アンケートの結果○○%の方がリピーター!』などの統計もカラクリがあり、わたしたちの購買意欲を掻き立てるように使われています。

 

わたしたちが目にてたり耳にする情報は、それが全てではなく、ほんの一部であることも多く、ポイントだけに焦点を当てると見えなくなるものがあります。だからと言って、日常生活で日本は安全だから氣を抜いていいという訳ではなく、安全運転を心がけたり、防犯対策を取ったりするなどの対応は必要です。ですが、情報に振り回されると、不安になったり恐れたりして、落ち着いた対応を取ることが難しくなります。

 

また、ニュースキャスターのコメントによっても、わたしたちの意識と感情は動かされます。自分の価値観・見方ではなく、キャスターの価値観が刷り込まれることも可能性として在ります。

 

わたしたちの意識は、ネガティブなものに意識を向けやすく(生存本能による危機管理のために)なっていますから、情報を鵜呑みにするのではなく、不安や恐れを感じるときは、それが本当なのか確かめることも必要になります。

それも、誰かに聞くよりは、自分の目で確認すること、もしくは、自分の内側での反応を確認することが必要でしょう。

 

そして、氣持ちが重くなっているならば、出来るだけ早めに切り替えていきましょう。

出来れば、情報を耳にしたときに、ただ起こった出来事として聞き流すことが出来ればよいのですが、なかなか難しいですので、被害に遭われた方を祈り、氣持ちを切り替えて、前に進みましょう。

そして、センタリングできているか、自分軸に戻ってきているか確認しましょう。

それが難しいのならば、そのような情報に触れる機会を意識して減らしていくとよいかもしれません。

 

情報やデータは振り回されるために在るものではありませんので、冷静に取り扱いをしたいものです。ネット社会になったことで、溢れる情報をどのように選択していくのか訓練が必要ですね。