子どもは親の鏡 その1

ある保育園にドロシー・ロー・ノルト博士の著書

『子どもが育つ魔法の言葉』の見出しが子育てのヒントとして掲示してありました。

これから2回に分けてご紹介します。

 

「子どもは親の鏡」

  • けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
  • とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
  • 不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
  • 「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな氣持ちになる
  • 子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
  • 親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
  • 叱りつけてばかりいると子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう。

 

ここに書かれている言葉は、親子関係に限ったことではありませんね。

人との関わりにおいてもそうですし、

あなたの中のインナーチャイルドとあなたの意識との関わりも同じです。

 

親にけなされて育つと、親がしているから自分もしても良いと思っちゃいますし、

なによりも、欠点ばかりに目を向けるようになりますよね。

人の長所を見ることをせずに、欠点やあら捜しばかりしていては

人間関係もあまりうまくはいかないでしょう。

けなす人は、「じゃあ、あなたはどうなの?」と

人からけなされる対象にもなってしまいます。

 

とげとげした家庭では、愛を感じることが出来ずに

自分自身を認めてほしい、受け入れて欲しいと自己主張の手段として

乱暴になったりする可能性が高くなります。

 

不安や緊張は、相手に伝わりますから、親が不安だと子どもも不安になりますね。

誰かが緊張している姿をみていると、あなたも緊張してくる経験を

これまでにどこかで経験していることでしょう。

これは、コンサルテーションの場でも同じで、

クライエントがリラックスできるように、

コンサルタントがまずはリラックスすることが必要です。

 

「かわいそう」ということはば、同情を誘うさまや、氣の毒なさまをさします。

「かわいそう」と思う親や、その言葉を発する人の「自分だったら辛い」という

価値基準であって、それを言うことにより、

その子にその概念の刷り込みを行うことになります。

違う観点では、対等な立場ではなく、

上から目線のときに「かわいそう」という言葉は出てきます。

 

もともと引っ込みじあんの質を持っている子もいますが、

そうではなかったのに、馬鹿にされたことで、

コンプレックスとなり、自分自身を表現することを躊躇したり、

受け身の態度をとりがちになります。

これも、親子関係だけでなく、友人関係や会社の上司や部下などの

人間関係の中でも起こりがちです。

 

他人を羨むことについては、以前お話しをしました。

人を羨むときはは、自分自身を諦めるのではなく、自分で努力することが必要でした。

     過去の記事 他の人が羨ましい時

 

叱られてばかりいると、自分は悪い子だと刷り込みが行われていくのです。

そして、叱られる際に、叩かれたりする場合、

子どもの脳は委縮して、脳の成長に影響することが研究から分かっています。

 

以上、今日見てきたことに共通していることは、

全て、親や関わる人の価値観、価値基準の刷り込みがなされる行為だということです。

子どもは、生まれてくるときに自分の使命・目的、そしてそれを果たすために

必要な才能を持って生まれてきています。

親は、子どもがその責任を果たすことが出来るようにサポートする役目があるだけで、

親の言うとおりに動くようにコントロールすることは求められていません。

 

「親が、子どものことで相談に来るんだけど、

『それって、子どものことじゃなくて、親のあなた自身なんだけど・・・。』と思う」

と、教師をしている人が言っていました。

 

子どもは、親を見て育っていますから、親がする通りにします。

子どもは親の鏡ですね。

     過去の記事 子供は親の様子をしっかり見ています

 

あなたの中のインナーチャイルド(幼い頃のショックや虐待、悲しい出来事により心が傷つき、

そのつらさから自分自身を一時的に守るために身に付けた方法のこと)が

大人になってからも、パターン化し、人間関係に影響を与えます。

過去のその時点で成長が止まっているならば、インナーチャイルドを成長させて解放しましょう。

 

また、これまであなたが自分自身に対して、記載されていたような対応をしてきたならば、

今日で止めませんか。

 

明日は、この続きで、どのように対応できるかヒントのお話しです。