夢のお話し

わたしたちが一般的に自分と言っている時はエゴ・自我のことが多くて、普段意識している部分での話しをしています。でも、わたしたちは、意識だけでなくて無意識・潜在意識もふくめて自己です。普段わたしたちは起きている時は、意識があるので潜在意識は意識しにくいですよね。ただ、わたしたちが自分の内側に意識を向けるようになると潜在意識の中にある何かが意識に浮上して氣づきが起こるようになります。

そして、真の自分(Being)と繋がることでさらに氣づきの機会も増えていきます。

 

潜在意識が一番活発なときは、わたしたちが寝ている時です。寝ている時に見る夢は意識が外れているので現実的にはあり得ない状況だったりストーリーになっています。心理学の領域で夢分析は行われますが、夢占いとはまた別のものになります。

 

日常では、見た夢を記録することで、その時に自分自身がどのような状態なのかを知ることもできます。夢の扱いも注意が必要なので、専門家の方に対応していただくことが必要ですが、大まかな自分の状態を知ることはできます。

ストレスがかかっているときによく見る夢や、自己変革の時期によく見る夢、繰り返し同じ場所で同じ情景の夢を見ることもあります。潜在意識が意識に何らかの方法でメッセージとして伝えたいときには、特に印象的な夢を見ることもあります。

ただし、寝る前に怖い話しを聞いたり感動したりと、何か感情が大きく動くような状況があった場合は、記憶に残っているものが夢にも出てきたりしますので、寝る前の状態も確認する必要があります。

 

ある部族は、毎朝、夜に見た夢を部族の長にその話しをして教えを授けてもらうそうです。今でいう、部族の長がセラピストとなって行うカウンセリングのようですね。潜在意識の働きを意識的に認識することで、その子の成長をサポートしているのでしょう。

最近では、予知夢として未来の出来事をキャッチしている方もいるようで、防災減災対策になるのではと公開している方もいらっしゃいます。

 

脳はわたしたちが寝ている間も働いていて、記憶のアップデートが行われています。この情報の整理が行われた記憶は、わたしたちの生存のために必要なものです。そして、これらの記憶は、わたしたちの経験から得られた情報で、個性や人格形成に関わっています。

 

ですから、私たちが意識していなくても、見たくないと思ったことも記憶として脳の中で記憶され、この記憶が修正されない限り、意図せずに私たちに影響を与え困難な状況を創りだしたりもしています。

この無意識・潜在意識にあるものに氣づき記憶の上書き修正をすることで、自ら困難を創りだすことをしなくなるようになります。

 

また、睡眠は、脳の掃除も行っていて、夢は、脳の記憶の整理中に覚醒した意識が認識している状態ですので、睡眠の質が悪いと、この作業も行われなくなります。携帯電話の光は、睡眠を妨げることが分かっているので、寝る前は、携帯電話やパソコンなどは見ないようにしたり、質の良い睡眠をとるように心がけたいですね。