出来て当たり前は思い込みです

毎日当たり前のように、目が覚めたら仕事に行って、帰ってきたら家事をして、余暇を楽しむ時間もないくらい時間に追われた日常生活を送っている方が多いと思いますが、目が覚めて今日は仕事に行きたくないと感じる日もありますよね。ストレスで体調が悪くても休めなかったり、人に会いたくないと感じるときもあるはずです。

当たり前って、なんでしょうね。誕生してから少しずつ色々なことができるようになって成長していったはずなのに、慣れると〝出来て当たり前” になります。

 

以前、わたしたちの身体は37兆個の細胞から成っていて、私が “わたし” と認識している “わたし” は、自我(エゴ)であって、“真のわたし” ではないというお話しをしました。 過去記事:自分を超えていくってどういうこと?

脳の指令は、腸内環境に影響をされているし、細胞一つ一つが生きていてそれぞれの役目を果たし、〝わたし” と認識される個体を作っています。 “真のわたし”は、その細胞の集まりのリーダーで、その身体を動かして大きな役目を果たすために機能しているのです。

現実社会でいえば、“真のわたし”が社長で、身体が社員のようなイメージといえば分かりやすいでしょうか。

そうすると、わたしたちが当たり前にしている行動は、社員である細胞ひとつひとつがそれぞれの役目を果たしているからこそのもので、少しでもトラブルがあるとその行動が出来なくなるのです。ある程度は、周りの細胞がカバーして何とか維持できますが、ずっとは続けられませんから、無理がかかると動かなくなる可能性が高いですよね。

社員を大事にしない会社は、ダメになっていくのと同じように、わたしたちの身体をつくる細胞もケアをして大切にすることでうまく機能するし、より能力を発揮しやすくなりますね。

 

多くの人が頑張り過ぎていますよね。

今の時期ですと、風邪やインフルエンザに罹っても、会社を休めない雰囲気だったり休むことは悪いことだというような雰囲気になっているので、結果的に、無理して頑張り過ぎることになっています。

(余談ですが、海外では、インフルエンザになると会社に広められると困るし、早く回復して働けるように、医師から診断書が出され、出社せずに自宅療養をするようになっているようです。適切な対応ですよね。)

社会的な雰囲気が厳しい分、自分にどうしても厳しくなり、仕事のことを考えると体調が悪くて休みたいのに休めなくて、無理をさせたり頑張り過ぎたりしがちの日本です。ですから、せめて自分だけでも自分が頑張っていることを認めて誉めて労わってみませんか。(自分に甘くなるのとは違いますよ。)

 

出来て当たり前という思いは、細胞の機能がいつも同じように働くということが前提になっている思い込みです。

あなたも既になさっていらっしゃるかもしれませんが、わたしは、入浴した時や、寝る前に「今日も無事に一日を終えることができました。いつもありがとうございます。」と身体に伝えることをしています。

 

誰も誉めてくれなくても、あなたはあなたの身体(細胞)を褒めてくださいね。

細胞がしっかり機能することで、わたしたちは生きることが出来ています。

わたしたちのまわりには、小さな奇跡が溢れています。