冬は来春のためのエネルギーを貯める時期です

二十四節気の霜降を過ぎて、日中も気温も下がり秋らしい気候になりました。

これから当時に向けてさらに陰の氣が強くなっていくこの時期は、冷えも気になり始めます。

冬は、春に向けて生命力を蓄える時期なのですが、この時期の冷えはその生命力を蓄える力が弱くなってしまいます。

 

一番簡単な方法は、毎晩お風呂のお湯に浸かって体の芯から温め1日の冷えをリセットすることですが、日中は、手をお湯につけるだけや、ホットタオルやカイロを使って温めることや、足湯などもできます。

 

温める場所は、首という字がつく部位の、首、手首、足首などで、ここは、大きな血管が通っている場所ですが、筋肉はつきにくい場所で、熱が放出されやすくなります。

ですから、ここを冷やさないことが大事になります。そして、生命エネルギーを蓄える機能を衰えさせないためには腰の辺りも温めます。

 

同じ姿勢などの負担によって肩こりが酷いと血流が悪くなります。

また、不定愁訴と呼ばれる症状は交感神経と副交感神経のバランスの乱れから起こる事が多いと言われていますが、首の後ろを温めると体全体が温まり、筋肉が緩みこりがほぐれてくると、副交感神経の働きが良くなります。

その結果、免疫力を高めることになり、自律神経のバランスも整いやすくなります。

 

手首や足首を温めるのは、手浴・足浴があります。

手浴は洗面器、足浴はバケツなど少し深みがある容器にお湯をはりそこに手や足を浸けます。1分ほどで血液は全身を巡るので、5分ほどで体全身が温まります。

 

腰は、カイロやホットタオルで温めるとしやすいでしょう。

寒いと方や腰に力が入りますので、温めることで筋肉を緩め血流が滞るのを防ぐことが出来ます。

 

また、首を温める自律神経のバランスがとれ、筋肉も緩むことから、睡眠の質の向上も図れます。なかなか寝つけない方や眠りが浅い方は、寝る前に試してみるとよいですよ。

 

さらに、血液循環促進作用のある精油(高血圧の方は使用は避けましょう)や鎮静作用や筋肉弛緩作用のある(カモミール、ラベンダー、ベルガモット、ネロリ、ローズオットーなど)の好きな香りを天然塩15gに1滴~2滴ほど落としたものを溶かして沐浴や、お湯を張った洗面器に精油を1滴落としてホットタオルを作ることもできます。

好きな香りを嗅ぎながら体を温め緩めることで、リラックスしやすくなり、その結果、質の良い睡眠をとることで、生命エネルギーも蓄えやすくなります。

寒くなり始めて陰の氣がピークに向かうこの時期、好きな香りを使うなどして楽しく心地よく身体を温めて、免疫力も高めて元気に過ごしましょう。