光も影もあなたを生かすものです

サークル活動をなさっている知人の水彩画発表展を鑑賞してきました。

絵を見ていると、技術的なものも見えますが、描いた方がどのような想いで描かれたのかが伺えます。技術的には差があっても、自由な発想で表現されていて、描かれたご本人を拝見すると、その人らしさを感じることが出来ました。

 

その中でも、写真のように見える絵は、光と影によって表現されていて、同じ光でも柔らかく暖かな光や、光を強く当てて影も強く描くことにより、被写体がとても立体的に観え焦点が当たって見えます。柔らかな光には柔らかな影、強い光には強い影ができますが、どちらも必要なものです。

光と影が描かれなければ平面にしか見えません。

 

光だけでは、光が当たっていることに氣がつきません。光を知るには影が必要になります。光の少ない影の中にいる時、明るく照らすことでそこにあるものをもっと細かく見ることが出来ます。

大切なことは、光の中だけ、影の中だけのどちらかにあるのではなく、光と影によって表現されているものです。

影に光を当てることで、そこに隠れて観えなくなっているものをはっきりと目に触れさせてくれます。

 

わたしたちが勝手な概念で、光が良くて影は悪いとか、光は明るくて影は暗いとラべリングしただけです。わたしたちの周りに在るものは、ただ在るだけで、そこに意味づけをしているのはわたしたちです。

光が強過ぎても、影ばかりでも生きづらくなります。

陽射しが強い時、木陰で一休みしたくなります。

くもりや雨の日が続くと光合成の植物は成長しづらくなって病気になりやすくなります。食物が育たなくなると、わしたちの食糧にも影響がでますし、日光にあたることで体調を整えてもいます。

どちらも必要なものです。

 

光と影のバランスが崩れると、描かれたものが立体的に見えません。バランスが取れることでその絵が生きます。

わたしたちも同じようにバランスが重要で、あなたらしいバランスがあります。

バランスが取れている時、あなたらしさが生きています。