自分がどうしたいのか分からないとき、多くは、頭で色々と考えてしまって迷っていたり、人からどう思われるのかが気になって心が感じていることとの相違で混乱していたりすることが多いものです。
肉体と感情(心)と思考が、本来は繋がっているはずなのに、コントロールが上手くいかなくてとこかが過剰に活性化して暴走していたり、どこかの活動が極端に低下していたりすることでバランスが崩れていることがあります。
原因は、日常生活のストレスや、困難な状況から一時的に自分を守るためにとった反応ということもあります。
それは、単独で機能しているわけではありませんので、どれもが関連してお互いに影響を与え合って、今の状態になっています。
そのような時に、このような時はこうすればよいというような表面的なマニュアル的な対応をとってばかりいると、一時的には改善されたけれど、しばらくするとまた同じような状態になるということが繰り返されます。
その繰り返しのパターンを変えるには、根本・本質を見ることが必要になります。
根本・本質に対して働きかけることが出来れば、それは全体的に影響を与えていくので、一気にバランスが整い状況に解決がもたらされることになります。
もしくは、本当に一時的に重度な困難な状況に対しては、その状態を緩和させることの対応はしつつも同時に、本質的な部分に働きかけを行っていくということも必要な時もあります。
そのように対応しつつ、本当に自分はどのように在りたいのか、どのように在ることが必要なのかということに関連して、あなた自身の内側に多くの問いかけを行っていくことも大切です。
「本当には、私はどうしたいんだろう?」と、あなた自身に問いかけ続けることです。
そうすると、外側に向いている意識にとらわれずに、直接、あなた自身の内側の声(感情)に氣がつくことが出来るようになります。
「本当は、私はどうしたいんだろうか?」と、あなた自身に問いかけ続けることが必要です。そうすると、次第に自分が本当に求めていたことは何なのかということに気が付けるときがやってきます。
その時に、自分の内側の声に素直に耳を傾けて、自分なりに行動をしてみることです。
他の誰かの中にその答えはなく、あなた自身の内側に持っているのです。
その声に従って素直に行動してみましょう。
勇気をもって一歩前に進み始めることで、見えてくる世界があり、歩みを進めてよかったと実感する時がやってきます。
明晰性を持って、あなたの内側の声を聴いて、その声に従い、進むためにはどのようにするのかということに思考を使い、実際に行動することで肉体を使うことでバランスが次第に取れるようになっていきます。
自分の内側の声が聴こえないと感じるとき、意識を内側に向けて深呼吸をして「本当はどうしたいの?」と、答えが出るまで問い続けてみましょう。あなたがどうしたいかは、あなたにしか分かりません。
その選択が、あなたの人生を創っていきます。