カラーセラピー講座を受講終了の生徒さんが、「過去の自分の状態を振り返ると、生きていたけれども無意識で、ふわふわと、ただ目の前の起こっていることだけを見ているだけで、ものごとの本質を見ることも、目に見えていない部分を感じ取ることもしていない状況でした。」
「今、自分のことに氣がくつことができるようになってきて、これから自分の天命・使命を果たしていけるように思います。」と、話してくださいました。
目の前に見えていることが全てだと思うと、自分の外側に起こっている状況にふりまわされることになります。
また、様々な経験をするなかで、自分のことが分からなくなったり、自分は何のために生まれてきたのかを考えるようになったりする時期があります。
カラーセラピーやオーラソーマコンサルテーションを受けるきっかけは、そのような経験をして困難さを抱えている状態であることも多いのですが、自分の内側と向き合い始めて、自分のことを知るにつれて、過去の自分と今の自分の違いにも氣がつくようになります。
だからといって、過去の自分がダメなわけでもなく、過去の自分がいるから今の自分にもなっています。ただ、過去に縛られる必要はなく、氣づいた瞬間から新しい自分に生まれ変わっています。
わたしたちは、氣づき成長するということを繰り返し続けています。
そして、「今ここ」に意識を向けて、自分がすることをどのようにするのかということで未来に変化を生み出します。
「今ここ」といっても、行っていることだけに焦点をあてるのではなく、行動している自分を同時に俯瞰してみる視点も必要になります。
これには、訓練と練習が必要になりますが、意識を拡大して俯瞰してみることで、より多くの氣づきを得ることが出来るようになり、また、周りに振り回されることも少なくなります。
客観視できるようになっても、自分で自分のことを確認する習慣は必要ですが、そうすることで、ありのままの素の自分でいることがしやすくなりますよ。