人の幸せを祈ることで自分も幸せになっているのです

大晦日に大祓いをして初詣に行かれる方も多いことと思います。

一年の無事と平和を祈るなど、様々なお祈りを捧げることでしょうが、この「祈る」ことについても脳科学の観点から中野信子氏は研究しています。

世界平和や、家族やみんなが幸せであるようにといったポジティブな祈りと、利己的な自分の嫌いな人に対するネガティブな祈りなどでは、脳の機能により脳内ホルモンの分泌が変化するそうです。

私たちの脳は、自分自身の行動を逐一観察していて、その行動を「良い」のか「悪い」のかと判断する機能が備わっており、利己的な他者に害を及ぼすようなネガティブな祈りは「良くない」ことであることを脳は分かっていてストレス物質を分泌することで、記憶を司る海馬が委縮するという自分自身の身体に悪影響を及ぼすそうです。

エネルギーの観点からも、自分が放った相手を攻撃したり怒りなどのネガティブなエネルギーは、自分に戻ってくるということが言われていましたが、生理機能としても結果的に自分を傷つけるということで実証されました。

一方、ポジティブな祈りの場合は、脳内快楽物質と呼ばれている多幸感や快感をもたらす物質などを分泌することで脳の機能を活性化させて、体の免疫力を高めることが分かったとのこと。また、記憶力や集中力も高まり、勉強や学習にとても効率がよいとも。

私たちは、自分の思考や感情にも責任を持つ必要がありますね。

行動には、よく「責任ある行動を」といいますが、思考や感情に関しては、これまで責任を持つことは言われてきませんでした。

私たちの思考、感情、肉体(行動)に責任をとることで、自分の状態を健全に維持することができます。

神社仏閣でお祈りをする時に、個人的な祈りも良いけれど、最も波動が高いのは、感謝の祈りと言われています。

日々を無事に過ごすことが出来、健康で幸せであることに感謝することです。

個人的な祈りでは、何かスポーツ競技の勝敗や試験の合格などの場合は、相手を蹴落とすことや負かすことが実際発生し、「自分が勝ち抜けるように」という思いが行き過ぎるとネガティブな祈りに繋がる危険性もあります。

そのような時は、相手の失敗や不幸を祈るのではなく、「このような機会を通して、共に成長していきましょう」という相手の幸福につながる祈りを意識する必要があります。

そして、個人的な祈りの場合、自分の願いが自分のためだけでなく、それが叶うことによって、周りの多くの人を幸せにすることが出来るようにという、自分だけでなく他の人の幸せを祈ることです。

また、祈ることは未来をよりよくしていこうという行動で、自分だけでなく他者の幸せも祈ることによって、脳内ホルモンが分泌され「未来にする必要のあること」「将来行う行動」についての展望的記憶もコントロールして希望溢れる未来に向かって生きいきと生きていけるようになるのです。

人の幸せを祈ることで、脳の働きを変え、心に影響を与え、自分の生き方を変えていくことになり幸せになるのです。

ただし、脳の機能からすると、毎日祈り続けることが必要です。