ラベルを外してありのままを受け入れた時に観えるもの

あなたについているラベルはどんなラベルがついていますか?

あなたは、ラベル無しに目の前の人を見ることが出来ていますか。

 

コンサルテーションは、基本的には日常生活のなかで落ち込んだり、やる氣が起きなかったりしたり、混乱した状態の時や、日常生活の中で起こる人生の選択や岐路など迷った時などに自分の内側を客観的に観て自分が納得する答えを自分の中に見出そうとしたり、実際に見出す機会です。

 

クライエントが自分自身を見い出し、本来の自分に戻る時、それまで外側に見せていた自分が違う場合、周囲の人から「人が変わった」「おかしくなった」と言われることもありました。 本当は、これまでが違う人を演じざるを得なかっただけで、自分を思い出しただけなのですが・・・。

この場合は、関係性の修復というよりも、本人と周囲の人との話し合いで、関係性をその後、再構築していく感じになります。

 

外側に見せる自分が違う自分の場合、周囲の人はあなたに“優しい人” “いうことを聞いてくれる人” “我慢強い人”などと、本来のあなたとは違うラベルを貼ります。

そして、自分自身にも自分でそうあらねばならぬと、本来の自分とは違うラベルを貼っている可能性があります。

そして、そのラベルは、勝手な思い込みでつけてしまっている可能性も高いのです。

お互いに一部の側面だけを見て決めつけてラベルを貼ったり、貼られたり。同じ側面を他の人から見たら違うラベルが貼られている可能性もあります。

わたしたちは、表面的な視覚で確認できる部分(行動や何等かの評価など)で人を認識しがちになりますが、実際は違う可能性も高いのです。

あなたが自分自身に貼ったラベルがあるならば、そのラベルもそうです。

 

ラベルは貼りかえることが出来ますから、貼られているラベルを氣にせずに、とらわれないことです。

 

例えば、心療内科に行ったら病院ですから病名が付けられます。でも、病院に行っていないから病名はついていないけど同じような状態の人もいます。病名のラベルが付いた人は、今度はそのラベルが良くも悪くもラベルにとらわれがちになります。病名のラベルがついていてもとらわれずにいることが出来る人は、状況や環境に振り回されずに自分をしっかりと持って自分自身に定まっていることが出来ている人です。

これは、ラベルをつけている人も、ラベルをつけている人を見ている人も同じです。

 

わたしたちは、貼られているラベルではなく、その本質・中身を観る必要があります。

目に見えているものだけでなく、目に見えていない部分、目には見えにくい部分に本質があります。

行動したその基になっている想いや、行動そのものの中にその人の質や想いが隠されています。

 

ラベルにとらわれずに、目の前の人をありのまま受け入れることが出来た時、あなたは偏見から解放され目の前の人の本質や本当の美しさを観ることが出来るでしょう。