過去にTVで「○○の食材は○○によい」と言う情報が流れると、翌日、お店からその食材や商品が売り切れになりなかなか手に入りにくいという現象が起こりました。
ダイエットも「○○ダイエット」という単一食材だけのダイエットなども流行りましたが、栄養の偏りなどもあることから、辞めるとリバウンドしてしまっていました。
デトックスと言って玄米食や野菜のみの食事に切り替えた方も多いですね。
ただ、デトックスには有益ですが、食べ続けると栄養不足となり体調不良をきたすことが言われています。
過去には、旬の野菜を頂いていたのであまり問題はなかったのですが、温室栽培や水耕栽培が盛んになってから一年中出回る野菜も増えて分かりにくくなっています。
夏が旬の野菜は、身体を冷やし、冬が旬の野菜は体を温める作用があるので、旬の野菜を食べるのが身体に優しく、体調も整えやすくなります。
食品も陰と陽に分けられ、体質に合わせて摂取しますが、だからと言って、どちらかの性質のものだけと言うことではなく、性質を理解したうえでバランスよくと言うことを言われます。
不足しているものを摂取して、排出する必要のあるものを排出してバランスを取ります。
バンランスが必要なのは、食事だけでなく、思考も精神も肉体も行動もすべてにおいてです。
熱エネルギーも高い方から低い方に移動し、低い方は高い方から奪おうとする流れが自然に置きます。
個性やあなたが持つ質もあなたらしくバランスをとることが大事で、違う何かになろうとしたり、ストレスから我慢しすぎるとバランスを戻すことが難しくなります。
本来のあなたらしさを見失う前にリセットしてバランスの回復をすることが出来れば、
いつもあなたの持つ能力や質を活かすことがしやすい状態でいることが可能です。
わたしたちは、知識として情報を得ると、意識することになり“それだけ”に偏りやすくなります。良いからと言って摂り過ぎたり、行為をやり過ぎるとバランスが崩れ、そのものは害ではないのに、結果的に害になることになります。過ぎたるは及ばざるがごとしとは昔の人は良くいったものですね。
過ぎず足りなくないように中庸をいくことと、バランスをとること大事ですね。