セルフトリートメントは体のある『今ここ』にいることをしやすくしてくれます

パートナーが重いものを持ち上げようとして腰の傷め、骨には異常が無いし動けるけど痛いので、痛みの緩和とその対応の仕方を学びたいということでいらしたクライアント。

 

相手のことを想い、痛みの緩和用と痛みが取れてトリートメントが出来るようになったとき用の2種類のブレンドオイルを作成したあとに、再発を防ぐためにストレッチと筋肉の強化のためのスロートレーニングの方法を学ばれて一緒に取り組むとのこと。

 

お話しをお聴きすると、もともと腰は弱くて痛くなりやすいということで、普段の日常生活で予防するために負担がかからないように必要な対応を取り入れることも必要になります。原因の本質に働きかける必要があります。

 

また、アロマセラピーは、薬理成分が肉体に有用なだけでなく、香りの成分が精神的にも有用で、使うエッセンシャルオイルによって、肉体的・精神的・感情的にも有用性があります。

そして、以前お話ししましたが、エッセンシャルオイルは、植物の性質や取れる部位の性質の特性を持っていますので、その香りに共鳴したクライアントの質も分かります。

選択したエッセンシャルオイルは、クライアントの質を教えてくれます。

 

肉体的には強くても、精神的には繊細でとても優しい質を持っていたり、おおらかで落ち着いて芯はしっかりしているけれども見た目はか弱そうに見えたりと、その人の選ぶエッセンシャルオイルはその人の持つ質をサポートしていることが良くわかりますし、何が必要なのかは本人が一番知っているのだということを確認させてくれます。

 

アロマトリートメントオイルを使って自分で塗布したりセルフトリートメントしたりする自己ケアは自分を大切にすることになります。自分を大切にするということは、自分だけが良ければということではなく、自分を大切にすることを通して、本当に相手を大切にするとはどういうことなのかと言うことを知ることが出来ます。

勿論、アロマトリートメントを受けに行くのもセルフケアになりますが、自分で自分の身体を労わることも自分と向き合う穏やかな時間になります。

また、体に意識を向けることで、『今ここ』に居やすくなります。

 

重い荷物を持ち上げて腰を痛めるとき、起こりがちなのが、他のことを考えながら動作をしている時です。他のことを考えて意識は違うところに行っている時に、不意に行動することで思っても見ない力が腰に無理に加わり痛めてしまいます。

予防の1つとして、重い荷物を持ち上げるときは、『今から重い荷物を持ち上げます』と意識して、膝から曲げて持ち上げるとよいと言われます。

これは、意識することで脳と筋肉の働きのずれをなくします。

『今ここ』に意識を向けるということは、精神的なことだけでなく、肉体のケアにもなっているのです。

 

身体のある『今ここ』に意識を向けることで、地に足をつけることが出来、行動をスムーズに行うことがしやすくなります。『今ここ』 にいない時、肉体と精神と感情はそれぞれ個別に動いてバランスがとりにくく、ずれやすくなります。

『今ここ』 にいる感覚が分からない時は、『今、私は歩いています』『今、私はご飯を食べています』と、行動することを確認してみると認識しやすくなります。

人に優しくするように、自分のことも優しくケアして、体のあるところに意識を向けて過ごしてみませんか。