みんなと同じでいてもいなくても個性はあります

ある新聞会社が当社の採用イベントには、黒や濃紺のリクルートスーツで来ていただく必要はありません。ただし、着用を禁止するものではなく、着用していてもマイナス評価はいたしません。リクルートスーツを着ることが苦痛、自分らしくないと思われる方は無理しえ着る必要はありませんと言う内容の呼びかけをFacebookで行いました。

 

リクルートスーツとしてベージュや黒、濃紺などのスーツが一般的になったのは2000年になってから、そして、2010年には、黒のリクルートスーツが定着したようで、2000年になる前までは、好みの個性的なスーツで就職活動を行っていたようです。

黒のリクルートスーツが定着した背景には、リクルート情報誌やネットでの情報収集などによるものと、経済的な状況が影響しているといわれています。

 

カラーセラピーでは、黒は、自分自身を隠したい表現したくない、目立ちたくないという思いも表しています。

皆と同じに合わせておくことで悪目立ちせずに無難に対応しやすいことと、企業からすると個性的でない方が会社の色に染めやすいという思いもあるようで、情報誌やネットからの情報で定着していったようです。

 

そして、社会的にも、少しでも浮いていると目をつけられたり、いじめの対象にされたり批判的な傾向が強まっている状況では、仕方のないことなのかもしれません。

ただ、服装の色やスタイルで、全体的に統一していても、人が持つ個性はみんな違っていて、同じものはないので無理がありますし、隠していてもある程度は表に出ています。

 

CMなどで、「自分らしく」「あなたらしさ」と言う言葉がよく使われているのに、統一された雰囲気のリクルートスーツや、みんなと同じ考えでない人は排除するような雰囲気が漂う社会は矛盾している現象が起こっていて、混乱して適応しづらくなっている人も多く存在しています。

 

そのような時代から、多様性を認める動きに社会全体の流れが出来てきて、今また、同じでなくてもいいですよ、あなたらしさを見たいですという流れもでき始めました。

 

「あなた変わっているよね」「あなた変だよね」と言われるのは、「あなたは個性的だよね」ということです。

あなたにしかないものを持っているということで、褒め言葉でもあるのですが、一般的には、あまりよい感じがしない言葉として受け止められることも多くありました。

 

人は違うから助け合うことが出来て、協力することで1人ではできないことをなし得ることが出来るのです。

人は違うから面白く興味深いのであって、みんな同じであればロボットと変わりません。

 

これまでの全体の雰囲気は、何か窮屈で重い感じがしていましたが、自分の役目を心軽やかに果たすために、それぞれの個性を認め協力していく時代に移行しているようです。

 

あなたのクローゼットに並ぶ服の色を見てみましょう。

無難だからといって黒の服ばかり選んでいませんか?

あるクライエントは、「ストレスを抱えて疲れている時、人と関わるのが面倒な時期には黒い服ばかり買っていました」と話してくださいました。

色々と手放して、思い込みから自由になると、最近は明るい色の服を選ぶようになってきましたとのこと。

 

無意識に選ぶ色は、あなたの状態を表しています。

また、あなたが必要としている色でもあります。

無意識に選ぶ色に偏りが見られるとき、色はあなたにメッセージを発しています。

 

みんな違っていい。

ありのままの自分自身を受入れ、お互いに尊重できる関係性を築いていきたいものですね。