あなたらしさは変化します

これまでに自分らしさについてお話ししてきましたが、

自分らしさとは、特別際立った個性として認識されるものばかりではありません。

 

わたしたちは、自分らしく個性を発揮してというと

過去の著名人のように、一目ですぐに分かるような

強烈な個性をイメージしやすいですが、

強烈な個性ばかりではなく現代においては

人がお手本にしたり、目標にしたいと思われるものを

個性としたほうが理解しやすいかもしれませんね。

 

過去においては“みんな同じように”という社会的な雰囲気があり

そのなかで、少しでも違うことをすると目立ち、

「あの人は個性的だ、変わっている」と認識されてきました。

 

それが、現代になると表現方法も価値観も多様化して

それぞれが受け入れられやすくなりました。

そのなかで少し変わったことをしても目立たなくなり

目立つことが個性だと認識すると、行き過ぎる傾向になりやすくなりました。

 

現在、個性的と思われる存在は、

真似をしたくなる存在だったり、目標とされる存在で

特別強烈な個性ではなくなりつつあります。

そして、マネが広がり社会現象になると、今度は没個性になるという

社会現象や社会全体の雰囲気にも影響されやすいものとなっています。

 

わたしたちは、一般的には自分以外の誰かと比べて

自分自身を認識することが多いのですが、人により、その基準もさまざまですから、

自分以外の誰かを基準にすると個性は消えていき、自分が分からなくなります。

 

誰かと比較をすることなく、あなたがあなた自身であるとき

あなたの個性がしっかりあります。

あなたがあなた自身にリラックスして、心地が良い時があなたらしくいれるときです。

 

誰かの真似をして安心をするときもあるかもしれませんが、

あなたが心地よくないのであれば、それはあなたの個性、

あなたらしさではないのでしょう。

 

そして、あなたらしさ・あなたの個性にしがみつくこともありません。

わたしたちは日々成長し、変化し続けています。

ある程度のパターンもあるかもしれませんが、

そのパターンさえも変えることが出来る可能性も持っていて、

自分自身で『わたしは○○だから』と思い込みで制限をしない限り

可能性を伸ばすことができます。

 

あなたが“あなた”と思っている(認識している)あなたは、

あなたが思い込んでいる幻想にすぎません。

自分らしさにとらわれず、今この瞬間に意識を向けて行動している

まさにその時があなたらしく存在している時になります。

 

あなたらしさという枠にとらわれずに、

あなたのもつ可能性を伸ばすプロセスのなかにあなたらしさが見られますよ。