エネルギーは、雰囲氣となって相手に伝わっています。
相手が緊張していると、あなたも緊張してしまったことありませんか。
相手が笑ってくれると、あなたもリラックスできたことがあるでしょう。
自分が何となく相手のことを『好きじゃないなぁ』と思うと、相手もあなたのことを好きではないなぁという雰囲気を感じ取って、同じ思いになります。
お母さんが、夕飯を作る時間になると赤ちゃんがぐずりだすのも、お母さんの雰囲気を感じて落ち着かなくなるからですし、目に見えていない氣を、純粋な赤ちゃんや子供は特に感じやすいのです。
頑張り過ぎて氣を張っていると、余裕がなくなってピリピリした空氣になることも。
そのピリピリも伝わるから氣をつけたいのですが、ついついやってしまいます。
身内がお世話になっている病院の看護師の方々、面会者にも笑顔で接してくださいますが、患者さんにも丁寧に接して、大変な仕事も嫌な顔をせずに対応してくださいます。
仕事とはいえ、心身共に大変な業務にもかかわらずです。
お正月も休みなしでリハビリも行われていました。
ケアする方が余裕がなくなってピリピリすると、患者さんもイライラするようになって回復も遅れるのでしょうね。
心の余裕をもつには、7~8くらいの力を使い少し余力を残しておくことが必要です。
力まずに少し力を抜いて行動した方が、最前の力を使えます。
この余裕がある状態は、自分を客観的に観ることができている状態です。
そして、その余裕があなたの氣持ちにも余裕を持たせます。
余裕がなくなると、目の前のことと同一化してしまって、自分のことを客観的に観ることが出来なくなります。
1人で頑張り過ぎないことが大事です。
あなたが氣楽でいることで、周りの人たちも氣楽にしますよ。