「かわいそう」という言葉は使うのが難しい言葉のひとつです

SNSに、弱視でメガネをかけることになった3歳児に、親が保育園の先生やお友達のお母さんに協力をお願いして、似合うと誉めてもらい、嫌がっていた保育園にやっと通う気持になったのに、電車で会った高齢の女性に「小さいのにメガネをかけてかわいそうに」という言葉をかけられて、やはりメガネを嫌い保育園に行くのを嫌がるようになったという内容がありました。

「かわいそう」という言葉自体の意味は、弱い立場にあるものに対して、同情を寄せ、その不幸な状況から救ってやりたいと思うさま。同情をさそうさま。Weblio辞書  と、あります。

「かわいそう」は、「上から目線か」「冷たいか」ということがこれまでにもネットで取り上げられていますが、この言葉を使う状況や、受け取った相手の受け取り方によって、慰めになることもあれば、冷たいと思われたりもする言葉になりますので、使い方が難しい言葉になるのかもしれません。

今回はそのこととは他に、わたしたちは自分のものの見方や価値観によって多くのものを選択しますが、言葉もその中の1つで、伝える相手がいる場合、その選択にはとても注意が必要になるということが確認できる事例でもあります。

相手に寄り添ったつもりだったのに、逆に相手が傷ついてしまうこともあるのですから、自分の価値観だけで選択するだけでなく、その言葉を受け取った相手がどのように感じるか、また、目にしている状況の背後にあるものを知らない状態で相手に言葉をかけても失礼にならないか、嫌な思いをさせないかということを配慮することが必要になります。

相手のことをよく知っている旧知の仲であれば、その言葉を使ったことを発した人の事も思いやって受け取ってくれるので、言葉の真意がそのまま伝わる可能性が高くなりますが、そうではなく、初めて会った場合などのお互いのことをよく知らない場合では、誤解も生じやすくなります。

言葉には波動があるということに度々触れていますが、音にして発声しなくても文章からもその人を感じることが出来ます。

だからこそ、使う言葉はとても大切になります。

あなたが相手にどのような言葉をかけてよいか分からないとき、あなたが、相手からかけてもらった場合に「嬉しい」「ありがたい」と感じる言葉や、嫌な思いをしない言葉を相手に伝えてみましょう。

言葉から、勇気や元気を貰ったり、優しさや暖かさを受け取って励まされたりします。

相手を同じように支えることもできます。

共感したり、楽しい時間を過ごしたりすることもできます。

言葉を選択するとき、相手のことを配慮して選び、お互いにより良い関係性を築けるコミュニケーションを図りたいものですね。